アルバムの基本情報
タイトル (日本語) | パスト・マスターズ |
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タイトル (英語) | Past Masters |
発売日 | 1988年3月7日 |
最高順位 | 【イギリス】31位 【日本】23位 |
CD
デジタル音源(CD)が初めて発売されたのは1987年。この時は2枚組のCDで、「Vol.1」「vol.2」はそれぞれ1枚のCDとなっていました。
2009年には音質を改善したリミックス盤がリリースされ、この際に1枚のCDとなっています。
Apple Music
アルバム収録曲
パスト・マスターズ Vol.1
- ラヴ・ミー・ドゥ Love Me Do
- フロム・ミー・トゥ・ユー From Me To You
- サンキュー・ガール Thank You Girl
- シー・ラヴズ・ユー She Loves You
- アイル・ゲット・ユー I'll Get You
- 抱きしめたい I Want To Hold Your Hand
- ジス・ボーイ This Boy
- 抱きしめたい(ドイツ語) Komm, Gib Mir Deine Hand
- シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語) Sie Liebt Dich
- ロング・トール・サリー Long Tall Sally
- アイ・コール・ユア・ネーム I Call Your Name
- スロウ・ダウン Slow Down
- マッチボックス Matchbox
- アイ・フィール・ファイン I Feel Fine
- シーズ・ア・ウーマン She's A Woman
- バッド・ボーイ Bad Boy
- イエス・イット・イズ Yes It Is
- アイム・ダウン I'm Down
パスト・マスターズ Vol.2
- デイ・トリッパー Day Tripper
- 恋を抱きしめよう We Can Work It Out
- ペイパーバック・ライター Paperback Writer
- レイン Rain
- レディ・マドンナ Lady Madonna
- ジ・インナー・ライト The Inner Light
- ヘイ・ジュード Hey Jude
- レボリューション Revolution
- ゲット・バック Get Back
- ドント・レット・ミー・ダウン Don't Let Me Down
- ジョンとヨーコのバラード The Ballad Of John And Yoko
- オールド・ブラウン・シュー Old Brown Shoe
- アクロス・ザ・ユニバース Across The Universe
- レット・イット・ビー Let It Be
- ユー・ノウ・マイ・ネーム You Know My Name (Look Up The Number)
アルバムの概要
アルバム未収録曲の詰め合わせ
アルバム『パスト・マスターズ』は、
- イギリスで発売された公式オリジナルアルバム12作
- アメリカで発売された『マジカル・ミステリー・ツアー』
合計13作のアルバムに収録されなかった楽曲をすべて収録するというコンセプトで制作されたコンピレーション・アルバムです。
「ラヴ・ミー・ドゥ」はドラム担当が異なる
「vol.1」の収録内容は、以下のとおりです。
- 1962年から1965年の期間中に発売されたシングル曲(「ラヴ・ミー・ドゥ」を除く)
- EP盤「ロング・トール・サリー」の収録曲
- 「抱きしめたい」「シー・ラブズ・ユー」のドイツ語バージョン
- 「バッド・ボーイ」
- バージョン違いの「ラヴ・ミー・ドゥ」
「バッド・ボーイ」はシングルでもEPでもリリースされておらず、イギリスで1966年にリリースされたアナログ盤のベストアルバム『オールディーズ』に収録されていました。
『オールディーズ』はCD化されなかったため、今作に収録されています。
また、今作に収録された「ラヴ・ミー・ドゥ」はシングルでリリースされた方のバージョンで、リンゴがドラムを叩いています。
一方、デビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』に収録された「ラヴ・ミー・ドゥ」は、リンゴではなくアンディ・ホワイトがドラムを叩いています。
アルバム収録バージョンでリンゴはタンバリンを担当しています。
「アクロス・ザ・ユニバース」はプロデューサーが異なる
「vol.2」の収録内容は、以下のとおりです。
- 1965年から1970年の期間中に発売されたシングル曲
- バージョン違いの「アクロス・ザ・ユニバース」
今作に収録された「アクロス・ザ・ユニバース」は1968年2月にレコーディングされ、世界自然保護基金(WWF)のチャリティーアルバム『No One's Gonna Change Our World』に収録されたバージョンです。こちらはジョージ・マーティンがプロデュースしました。
一方、アルバム『レット・イット・ビー』に収録されたバージョンは、1970年にフィル・スペクターがプロデュースし、一部の音源をカットすると共にオーケストラ演奏などを追加する編集がおこなわれています。
アルバムジャケットについて
アルバム画像は文字だけのシンプルなもので、写真は使われていません。
背景色は黒ですが、最初のリリース時に2枚組で発売されたとき、「Vol.1」は黒ジャケットで、「Vol.2」は白ジャケットでした。